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重症化も転院困難 吉村知事、病院に増床直訴

大阪府の入院フォローアップセンターの浅田留美子センター長=26日、大阪市中央区の府庁(南雲都撮影)
大阪府の入院フォローアップセンターの浅田留美子センター長=26日、大阪市中央区の府庁(南雲都撮影)

 新型コロナウイルスの重症患者が確保病床を上回る大阪府で、軽症・中等症向け病院への負担が強まっている。中等症患者も増加の一途をたどっている上、病床不足のため、重症化しても一定規模の病院では転院させずに入院継続を求められる例が続出しているためだ。吉村洋文知事は16日、初めて府内の病院を自ら行脚し、重症病床の積み増しを直訴。だが、入院先の調整は難航しており、「機能不全」を危ぶむ声も出ている。

 「府庁を挙げてできる限りのことをやり、病床を確保することに尽きる」

 吉村氏はこの日、記者団にこう強調し、複数の重症患者向け病院を訪問したことを明らかにした。看護師派遣や患者の搬送などをめぐり、滋賀県から支援を受ける方向で調整しているとした。

 府によると、15日までに重症患者を受け入れているのは26病院。軽症・中等症向けは132病院あるが、医療体制は厳しい。

 全体の入院患者は今月2日に881人だったが、16日に約1・7倍の1470人に増加。重症者は確保病床を上回り、16日の軽症・中等症病床の使用率も69・7%と高い。病床逼迫(ひっぱく)の影響で16日時点の自宅療養者は6717人に上り、2週間前の4倍超に急増した。

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