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重症病床逼迫の大阪 中等症からの転院、困難に

新規入院一時受け入れ停止も

 「コロナ病床がすべて埋まった状態で『重症患者の治療も』となればパンクする」。軽症・中等症患者用に17床を運用する「大阪暁明館(ぎょうめいかん)病院」(大阪市此花区)の西岡崇浩本部長はこう話す。

 同病院では9日、入院中のコロナ患者2人が重症化。府の入院フォローアップセンターに転院を依頼したが、1人は13日まで転院先が見つからず、新規入院の受け入れを停止せざるを得ない状況に陥った。

 13日の受け入れ再開後、計8人の患者が運び込まれ、16日午前現在で13床が埋まる。コロナ病床では患者4人に看護師1人を配置しているが、重症化すれば倍以上の医師や看護師が必要といい、「1人でも重症化したら対応しきれない」(西岡本部長)状況だ。

 大阪同様に感染者の急増に直面している奈良県は15日、全国で初めて改正感染症法に基づき、県内の全75病院に新型コロナ患者受け入れ病床の確保を要請。受け入れが進まない民間病院での確保が期待されている。病床確保の選択肢が多いわけではない大阪府も含め、各自治体の今後の動向が注目される。

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