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コロナ禍のGW 人気の沖縄 PCR検査付きプラン 感染対策両立模索

旅行や帰省のために羽田空港を訪れる利用者ら=10日午後、東京都大田区(松井英幸撮影)
旅行や帰省のために羽田空港を訪れる利用者ら=10日午後、東京都大田区(松井英幸撮影)

 新型コロナウイルスの感染が全国的に再拡大し、東京、京都、沖縄も「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の適用が決まった。那覇空港を中心に各地の空港の人出は増加傾向にあるが、来月のゴールデンウイーク(GW)は蔓延防止の適用期間に含まれる。空港でのPCR検査も導入されるなど、コロナ禍で2度目のGWを前に、観光業界は感染対策との両立を模索している。(大渡美咲)

シーズン迎え満室

 国内で人気の高い旅行先の沖縄。海外旅行が難しい情勢の中で、沖縄を旅行先に選ぶ人は少なくなく、特にGWの人気は高い。

 システム会社「アグープ」によるスマートフォンの位置情報を基にしたデータ分析によると、首都圏1都3県の緊急事態宣言解除直前の週末(3月20~21日)午後9時台、那覇空港の1日当たり平均人出は、宣言直後の週末(1月9~10日)と比べて最大で1・9倍増加。宣言解除後の週末(3月27~28日)は最大で2倍に達している。

 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)によると、3月から沖縄への予約が増えているという。コロナ以前に比べたらまだまだ戻っている状態ではないとするが、「GWに向けて沖縄についての問い合わせは一番増えている」。

 沖縄県石垣市のリゾートホテル「THIRD石垣島」の担当者も「関東や大阪からの宿泊客が徐々に増えている。GWも満室で、キャンセルがでてもすぐに新しい予約が入っている」と話す。

 菅義偉(すが・よしひで)首相は今月9日、都道府県間の不要不急の移動を「極力避けて」と呼びかけたが、マリンスポーツシーズンを迎え、沖縄への旅行客は今後も増える可能性がある。

感染対策と両立

 一方で、沖縄では3月下旬から急速に感染が拡大。今月8日までの直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は52・24人で、大阪の53・52人に次ぐ全国2番目の多さとなり、12日から蔓延防止等重点措置の適用が決まった。

 全日空はGW中は特に需要が大きい沖縄路線を中心に臨時便を運航。日本航空も那覇を発着する羽田や大阪(伊丹)の各路線は臨時便の運航を決めた。だが、蔓延防止の適用で運航の見直しをする可能性があるという。

 さらに県は水際対策として2月から那覇空港で希望者にPCR検査を実施。9月まで行う。羽田空港でも簡易検査を受けることができる民間の検査施設が今月10日、国内線が発着する第1、第2ターミナルビルに、それぞれ1カ所オープンした。

 旅行会社もPCR検査付きのプランを販売するなど、感染対策との両立を図る。日本旅行では4月から、国内ツアーを申し込んだ人を対象にPCR検査プランを発売。同社は「旅行が感染拡大の原因にならないよう、新しい旅のスタイルを提供していきたい」としている。

 那覇市中心部の国際通り商店街振興組合連合会の事務局長、石坂彰啓さんは「沖縄は観光で成り立っているので観光客には戻ってきてほしい。商店街としても感染対策を十分にしているので観光客には感染対策をして楽しんでもらえれば」と話す。

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