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【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村獅童(48)(20)両親の愛情を子供たちへ

 本当はもっと早く結婚する予定だったのですが、その年は勘三郎の兄さん(五代目中村勘九郎でのちの十八代目勘三郎、24年死去)が亡くなった後で、僕にとっては身内みたいな人だったからショックが大きくて、彼女には「大変申し訳ないけれど、結婚を延期させてくれないか」とお願いしました。そうしたら翌年には母が急に亡くなって、その喪が明けるのを待って結婚式を挙げました。

 僕には前の奥さんとの間に長男(15)がいるんですけれど、彼のことは一日たりとも忘れたことがないです。彼がまだ0歳のときに別れたけれど、僕にとって大切な息子であることに変わりはない。それだけは言わせてほしい。

 僕が再婚するときも、小学生の彼を傷つけてしまうかもしれないと心配したけれど、直接会って「パパは違う人と結婚しようと思うんだ」と話しました。報道とかで再婚したことを知るほうが、もっと悲しい思いをするのではないかと思ったからです。

 生まれてから今まで、両親そして家族はどんなときも僕の原動力になっています。喜び、悲しみをともに分かち合い、どんなにつらいことも乗り越えていけます。両親から受けた愛情を子供たちにも精いっぱい注いでいきたい。いつもそう思っています。(聞き手 水沼啓子)

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