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群馬で変異株「E484K」42件検出 宮城、東京などからの影響か

英国に由来する新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
英国に由来する新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 群馬県と同県衛生環境研究所(前橋市)は8日、新型コロナウイルスの感染を確認した患者の検体から「E484K」と呼ばれる変異株を昨年12月14日以降、42件検出したと発表した。英国などで広がったものとは異なる変異ウイルスで、今年3月以降に急拡大している。県は改めてマスク着用や3密回避など基本的な対策の徹底を求めている。

 県によると、同研究所や国立感染症研究所が次世代シークエンサー解析システムを用い、昨年12月14日から今年3月28日に感染が判明した人から確保できた225件の検体についてゲノム解析を行った結果、「E484K」を42件(約19%)検出したという。このうち27件は3月以降に検出されたもので、同月に検出した33件の検体の約82%にものぼるなど急拡大している。宮城、山形、東京各都県で目立ち始めており、これらの地域の影響を受けたもようだ。

 E484Kは、ワクチンが効きにくくなる可能性が指摘される一方、感染力が著しく高くなったり、症状が強くなったりする変化は確認されていない。県によると、E484Kの検体については国から回収を求められておらず、県は今後、毎回の公表はしない。

 一方、同研究所などは2月8日~4月7日にかけ、陽性者の検体のうち約16%にあたる176検体を対象に、感染力が強いとされる英国型などの変異株「N501Y」についてスクリーニング(ふるい分け)検査を実施。計7件が確認され、うち4件が今月に入ってからだった。同研究所の猿木信裕所長は「N501Yは大阪府など関西で増えている。県内に(これ以上)持ち込まないよう注意が必要だ」と指摘した。

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