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関西圏は英国型が主流に 感染抑制が「引き金」の可能性

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 蔓延(まんえん)防止等重点措置が5日から適用された3府県のうち、大阪府と兵庫県では、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの英国型変異株が主流に置き換わっているとみられている。関西圏における英国型の陽性率は首都圏に比べて極めて高く、約10倍も差がある。その理由として、関西圏での感染抑制が「引き金」になった可能性があるという。今後、首都圏でも英国株への置き換わりが起こる恐れがあり、高齢者のワクチン接種が完了するまでの対策が急務だ。(有年由貴子)

兵庫では7割

 厚生労働省によると、これまでに国内で確認された変異株感染者は1200人以上。大半が英国型とみられる。

 このうち兵庫県は、3月22~28日(速報値)に確認された新規感染者698人のうち280人について変異株のPCR検査を実施したところ、変異株の陽性率は75%にのぼった。大阪府が同時期の新規感染者1799人のうち333人で行った検査では54%だった。

 英国型は従来株と比べて最大1・7倍も感染しやすいとされる。厚労省に助言する専門家会合の座長を務める脇田隆字(たかじ)・国立感染症研究所長は「関西圏での感染者の増加には一定程度、変異株の影響がある。兵庫、大阪では変異株が主流になりつつあると考えられる」と指摘する。

 これに対し、首都圏で行われた同時期の変異株検査では神奈川県8%、千葉県7%、東京都3%。兵庫に比べて検査の実施率は低いが、現状では英国型への置き換わりは起きていないとみられている。

若者媒介で蔓延

 関西圏で急速に変異株の割合が増えた要因の一つは、緊急事態宣言の解除のタイミングにあるとみられている。

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