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【Q&A】「動向次第で3度目宣言必要」日本感染症学会理事長・舘田一博氏

 --飲食店を「急所」として、狙いを定めた理由は

 「マスクを外して大声を出すような飲食の場は、感染リスクを高めるということで、カラオケも同じ。(2度目の宣言で)東京の感染者数が2500人から300人まで下がったことは評価されるべきだ。そこまで下がれば、核となる感染源が見えてくる。一方で、飲食店への対策だけでは感染者数を下げ切ることは難しい。宣言を解除した後、できるだけ低いレベルの感染者数を維持していけるかが重要になる」

 --全国的にリバウンド(感染再拡大)の傾向が鮮明になっている

 「東京も数週間後には大阪のような状況になってもおかしくない。リバウンドが感染力の強い変異株の影響なのかは慎重に判断しなくてはいけないと思う。ただ、変異株はウイルス量が多く、入院患者の滞在時間がさらに長期化していくともいわれる。再び病床が逼迫(ひっぱく)するリスクは、日増しに高まっている」

 --求められる対策は

 「感染者数が一定以上上がってきたら、『蔓延(まんえん)防止等重点措置』というハンマーをためらわずに振り下ろし、気を引き締める。下がってきたら解除し、上がってくればまたハンマーを振り下ろす。『ハンマー&ダンス』の考え方を浸透させなければいけない。感染動向によっては、直ちに3度目の宣言発令が必要になる。重要なのは、絶対に第4波につながる大きな波を作らせないことだ」

(聞き手 三宅陽子)

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