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重点措置始まった大阪・兵庫 「若者自粛に期待」「一度緩むと…」

大阪市などへの「蔓延防止等重点措置」の適用が始まった5日朝、JR大阪駅前はマスク姿の人々が多く行き交った=大阪市北区(永田直也撮影)
大阪市などへの「蔓延防止等重点措置」の適用が始まった5日朝、JR大阪駅前はマスク姿の人々が多く行き交った=大阪市北区(永田直也撮影)

 蔓延防止等重点措置が始まった5日朝、大阪、兵庫の対象地域では、冷静に受け止める声がある一方で、長引く自粛生活を嘆く声も聞かれた。

 食事中も会話時はマスクをする「マスク会食」を促す貼り紙が見られた大阪市の繁華街・キタ周辺。商業施設で化粧品を販売する大阪市北区の吉田愛さん(23)は「マスク会食では何度もマスクを着けたり外したりするため面倒。私自身も含め若者を中心に会食の自粛につながるのでは」と効果を期待する。一方で、重点措置の適用決定後から勤務先への客足が減っているといい、「経営が厳しくなると思うと複雑」と不安そうな表情を見せた。

 大阪市福島区の会社員、伊波考一(たかかず)さん(68)は「高齢者や基礎疾患がある人と同居している人もおり、規制はありがたい」と安堵(あんど)しながら、「前回の緊急事態宣言の間も街には多くの人があふれていた。(重点措置は)今さらという感じで効果はあるのか」と首をかしげた。

 多くの会社員らが行き交うJR天王寺駅周辺でも、重点措置の効果を疑問視する人が相次いだ。

 「一度、我慢が緩むと再び抑制するのは難しい。緊急事態宣言の解除が早すぎたと思う」と話すのは大阪市東成区の主婦、岩崎加奈さん(38)。重点措置では、飲食店にアクリル板や二酸化炭素濃度を測るセンサーの設置が求められるが、「非接触の体温計でも実際の体温よりも低く出ることがある。機械でどこまで(感染拡大を)防ぐことができるのか」と話した。

 大阪府では3日、感染者が過去最多の666人に。大阪府東大阪市の自営業、篠原茂さん(42)は「重点措置ではなく、大型連休が終わるまでは緊急事態宣言を出した方がいいのでは」と指摘した。

 観光名所・通天閣(大阪市浪速区)近くの映画館の男性従業員(63)は、対策の強化と緩和を繰り返してきた1年を振り返り「何をしているのかなと思ってしまう」と話した。

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