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【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村獅童(48)(15) 闘病、再起…舞台に熱い思い

 どんなときも、千穐楽(せんしゅうらく)まで舞台に出るのが僕の仕事と思ってきました。父や母が他界したときも舞台に立ち続けましたから、あのときの休演は本当に断腸の思いでした。休演中は多くの方から励ましのお言葉をいただき、闘病中の心の支えになりました。

 病気を克服して初めて立ったのが全国巡業公演で、「義経千本桜・すし屋」の「いがみの権太(ごんた)」をやらせていただいた。新潟で迎えた初日、花道から出ていったとき、お客さまの温かい拍手というのかな。「ああ、やはり僕は病室ではなく、歌舞伎の舞台にいるべきなんだ」と胸に熱いものがこみあげてきました。(聞き手 水沼啓子)

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