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43都道府県で前週より新規感染者増 年度替わりの移動が要因か

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 新型コロナウイルスの新規感染者数が43都道府県で増加していることが、厚生労働省の公表データで分かった。感染状況を評価するため政府の対策分科会が示す指標の「人口10万人当たりの新規感染者数」が前週を上回っており、「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の初適用が決まった大阪や兵庫で2倍超になるなど関西での増加が目立つ。

 2日に厚労省が公表したデータによると、大阪、兵庫とともに重点措置適用が決まった宮城が41・20人(前週36・08人)となり、最多。沖縄の40・47人(同25・60人)、大阪の32・57人(同13・63人)が続き、ステージ4(爆発的感染拡大)相当になっている。

 ステージ3(感染急増)相当は1都4県で、このうち関西では兵庫が18・84人(同9・07人)、奈良が17・67人(同6・32人)で前週の2倍超となった。東京は18・72人(同16・08人)。

 一方、いずれも前週がゼロだった島根、宮崎で増加がみられた。

 病床の状況は、全入院患者の使用率で兵庫が前週の46・6%から60・1%に増え、唯一、ステージ4相当になった。20都道府県がステージ3相当で、福島47・1%、沖縄43・4%、山形42・3%、奈良41・9%、大阪38・2%など。

■東京医科大・濱田篤郎特任教授

 新型コロナウイルスの新規感染者数が都道府県のほとんどで前週以上となっており、日本全体で増えている。要因の一つとして、年度替わりで就職や転勤、入学に伴う都市圏から地方への移動があったことが考えられる。

 首都圏の東京、埼玉、千葉、神奈川では関西のような激増ではないものの、増加している。流行地である首都圏、関西から地方都市に飛び火し、感染状況が悪化する懸念があり、どの地域でも感染者数を警戒する段階になっている。

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