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自閉症の子供たち 変化に苦悩 休校などストレスに

世界自閉症啓発デーにあわせて青色にライトアップされた太陽の塔=2日午後、大阪府吹田市(須谷友郁撮影)
世界自閉症啓発デーにあわせて青色にライトアップされた太陽の塔=2日午後、大阪府吹田市(須谷友郁撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大から1年余り。生まれつきの脳機能の障害が原因とされる「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の子供たちにとっては、さまざまな変化が大きなストレスとなり、かんしゃくなどの症状につながった。コロナ禍で保護者のストレス解消もままならず、親子は不安とのたたかいを強いられてきた。

 「学校が休みだと一日のスケジュールに空白ができる。臨時休校の間は本当に大変だった」。ASDの小学4年の長男(9)を持つ大阪府高槻市の女性(38)は、1年前をそう振り返った。

 昨年3月に休校が始まると、一日中家にいても落ち着けるよう、食事や勉強、遊びの“時間割”を作るなど工夫して過ごした。だが学校再開が延期されると、「予定の変更に調子を崩し、叫んだり同じことを何十回も繰り返したりするようになった」。6月に学校が再開され、次第に回復したという。

 秋頃に体調が不安定になる子供もいた。発達障害の子供が通院する「大阪母子医療センター」(同府和泉市)の平山哲医師によると、習慣によって安定するASDの子供にとって「休校に分散登校、短い夏休みと、生活の変化が目まぐるしかった」という。

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