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【コロナ禍を乗り越えて ちば人物記】敬愛学園女子バレー部監督・上原典人さん 休校中、選手の不安解消を優先

 県勢としては3年ぶり、チームとしては4年ぶりのベスト16入りだった。

 中学2年でバレーを始め、高校は日本航空高校(山梨県)に進学。日本航空は今年の春高バレーにも出場している強豪校だが「僕たちのころはまだ強くなりかけだった」と話す。在学中は全国大会に出場できず、「不完全燃焼だった」と、卒業後に指導者の道を志した。当時の恩師の紹介で敬愛学園の学生コーチに着任。コーチをしながら教員の資格を取得し、平成17年に監督に就任した。コーチ時代から数えると20年以上、指導に携わっている。

 「若いころは(選手に)押し付けるような指導も多かった」と振り返る。選手は厳しい練習についてきて、大会でも勝てるようになった。しかし、高校でバレーを辞めてしまう生徒が多く、バレーを続けた選手も大学では控えになることが多かった。

 その理由を考えながら選手と接する中で、指導も変化した。押し付けるのではなく、それぞれの選手が、「自分で考える」ように指導を行うようになった。今春卒業した3年生は、12人のうち10人が大学でバレーを続けるという。

 チームの強化はもちろん、県全体での底上げも必要と話す。長戸路杯という中学生対象の大会を主催し、県内におけるバレーの裾野を広げ、県全体のレベル向上にも努める。

 「50歳までに全国でもう一つ上に勝ち進めるチームにしたい」と目標を語った。(長橋和之)

 うえはら・のりひと 長野県佐久市出身。日本航空高校を卒業後、敬愛大学に進学し、敬愛学園高校女子バレーボール部の学生コーチを務めた。コーチを経て平成17年から現職。妻の淳子さんも元バレーボール指導者で、中学1年の長女と小学5年の長男もバレーボールをしている。千葉市稲毛区在住。

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