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【マンスリー将棋】渡辺三冠、名人初防衛に挑む

将棋の棋王戦9連覇を達成した渡辺明棋王=3月17日、東京都渋谷区の東郷神社
将棋の棋王戦9連覇を達成した渡辺明棋王=3月17日、東京都渋谷区の東郷神社

 年明けから行われた2つのタイトル戦で、王将3連覇、棋王9連覇を果たした渡辺明三冠(36)=名人・棋王・王将=が7日に開幕する第79期名人戦七番勝負で初防衛に挑む。名人初戴冠時、「(名人は)自分には縁がないのかなと思っていた」と話した渡辺三冠。名人初挑戦の斎藤慎太郎八段(27)との番勝負が注目される。

 渡辺三冠は冬のイメージが強い。獲得タイトル通算28期のうち、竜王11期、棋王9期、王将5期の3タイトル戦がその時期に行われるからだ。以前、渡辺三冠は「年度末の棋王戦を終え、自分なりに一段落」と話したことがある。

 しかし、一昨年は第90期ヒューリック杯棋聖戦で挑戦権を勝ち取り、6月からの五番勝負に登場。3勝1敗で初の棋聖を奪取した。

 昨年は王将戦、棋王戦、棋聖戦の防衛戦に加え、順位戦A級全勝の圧倒的な強さで名人初挑戦も決めた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発出・解除の影響による過密日程の中、棋聖戦と名人戦を並行して戦った。棋聖は失冠したものの、名人戦七番勝負は1勝2敗から3連勝で一気に悲願の名人の座についた。

 渡辺三冠は棋王9連覇でタイトルの通算獲得数で谷川浩司九段(58)を抜き、歴代単独4位となった。「タイトルを持ち続けるということは常に目標」と話す渡辺三冠が、A級初参加で名人挑戦を決めた斎藤八段をどう迎え撃つか。(田中夕介)

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