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世界共通の新型コロナ検査結果証明アプリ「コモンパス」、羽田国際線で国内初実験

【新型コロナ「コモンパス」実証実験】新型コロナウイルスの検査結果などを示すデジタル証明書「コモンパス」の実証実験が行われ、搭乗手続きの際にアプリの画面を確認する空港職員=29日午前、羽田空港(佐藤徳昭撮影)
【新型コロナ「コモンパス」実証実験】新型コロナウイルスの検査結果などを示すデジタル証明書「コモンパス」の実証実験が行われ、搭乗手続きの際にアプリの画面を確認する空港職員=29日午前、羽田空港(佐藤徳昭撮影)

 新型コロナウイルスのPCR検査結果などの世界共通デジタル証明書となるスマートフォンアプリ「コモンパス」の国内初の実証実験が29日、全日本空輸の羽田空港出発便で実施された。現在は紙の書類を使っている新型コロナの検査結果などの提示をアプリで行うことで、渡航者の利便性向上と手続きの迅速化を図る。

 この日の実験では、ボランティア参加者らがチェックインカウンターでアプリ画面の検査の陰性証明を全日空の係員に提示した。米ニューヨーク到着後の入国手続きにもアプリ画面を提示するという。参加した福島県二本松市の看護師、大里郁子さん(44)は「検査結果を示す紙の書類は国によって違ったりするので、世界共通のアプリで提示できれば、受け入れ先の国も安心ではないか。これからの海外渡航はこういう仕組みが主流になるのでは」と話した。

 今回の実験では、検査結果のみが表示されているが、今後はワクチン接種の証明も提示できるようになるという。世界経済フォーラム(WEF)の日本センタープロジェクト長としてアプリ開発に携わった慶応大医学部の藤田卓(たか)仙(のり)特任講師によれば、感染状況の拡大や収束に伴って各国で異なる出入国の条件に迅速に対応できるかなどが、今後の改善点という。

 全日空は、デジタル証明アプリにより渡航のハードルを下げることができるとみて、今後も実験を通じた実用化に協力する考え。オンライン予約の際に、検査結果や接種履歴のデジタル証明を提示することで手続きを完了できるようにすることも視野に入れる。日本航空も実験を通じた実用化に協力する予定だ。

 一方、コモンパスと同様の各国共通のデジタル証明書アプリは、国際航空運送協会(IATA)が開発する「トラベルパス」など複数あり、渡航者の混乱を招く可能性もある。全日空はトラベルパスの実験も6月末までに実施する予定で、日航も実験を検討している。

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