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富士山、マイクロバスで登れません 静岡県が今夏から規制対象に

噴火すれば広範囲に被害が及ぶ心配がある富士山(田中万紀撮影)
噴火すれば広範囲に被害が及ぶ心配がある富士山(田中万紀撮影)

 静岡県は富士山登山道に通じる県道で毎年実施しているマイカー規制の対象に、今夏から新たにマイクロバス(乗車定員11人以上)を追加することが27日、関係者への取材で分かった。2合目より上には、事前に許可を得た観光バスやシャトルバスのみが乗り入れを認められる。

 県は夏山期間中、富士宮口と須走口からの県道で富士山の2合目より上への自家用車乗り入れを禁止しているが、バスは対象外だった。しかし、両県道はバス同士のすれ違いが難しく、週末には頻繁に渋滞が起きるため、安全確保や排ガスによる自然環境保護などの観点から車両規制の運用を変更することにした。

 またマイクロバスを利用する外国人観光客を中心に十分な装備を持たず、日帰りで山頂を目指す“弾丸登山”が後を絶たないことから、マイクロバスに対する通行規制が結果的に弾丸登山の抑制につながる副次的効果も期待されている。

 マイクロバスの利用者は今後、2合目駐車場でシャトルバスやシャトルタクシーに乗り換えて5合目の登山道入り口に向かう。乗り換え駐車場では今夏から、新型コロナウイルス感染拡大防止のため登山者全員に検温と体調チェックを行うことにしており、感染対策にもつながる。観光バスやシャトルバスは事前に許可車両の認定を受けたうえで、2合目の確認ゲートを通過して5合目駐車場まで運行する。御殿場口では従来、マイカー規制は行われていない。

 富士山は昨夏、新型コロナの影響で史上初めて登山道が全面閉鎖され、登山ができなかった。静岡、山梨両県は今夏、山小屋を完全予約制として登山者全員の体調チェックを行うなど感染対策を行いながら、開山する方向で登山シーズンに向けて準備を進めている。

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