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コロナ禍で「人間椅子体験会」中止 さいたま文学館で江戸川乱歩展

企画展では「人間椅子体験会」は中止され、いすの観覧のみとなった=26日午前、埼玉県桶川市のさいたま文学館(内田優作撮影)
企画展では「人間椅子体験会」は中止され、いすの観覧のみとなった=26日午前、埼玉県桶川市のさいたま文学館(内田優作撮影)

 日本初の本格推理小説と評される「二銭銅貨」などの作品で知られる江戸川乱歩(1894~1965年)の足跡と探偵小説の歴史を紹介する企画展が、埼玉県桶川市のさいたま文学館で始まった。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の余波で、予定より2カ月以上遅れての開催となった。

 いすの中に忍び込んだ男の体験を描いた短編小説「人間椅子」に登場するいすを再現し、内部に入り込むことで追体験できるよう工夫した目玉企画「人間椅子体験会」は、感染拡大防止の観点から中止され、いすの観覧のみとなった。また、関係者から借りた展示品の返却期限の関係から、会期は当初予定の約半分の26日間(3月24日~4月18日)に短縮した。

 展覧会では、乱歩の草稿や自筆メモ、愛用の眼鏡、還暦祝いに贈られたジャンパーなどを展示しているほか、谷崎潤一郎から送られた書簡を初公開している。月曜休館。観覧料は一般210円、高校・大学生100円、中学生以下無料。

 学芸員の影山亮さんは「会期が短くなったのは残念だが、なかなか見ることができない展示品も多いので多くの方に来てほしい」と話している。

(内田優作)

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