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小学生棋士の仲邑菫二段、プロ入り初優勝 10代限定女流大会

囲碁の女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦でプロ初優勝を果たした仲邑菫二段(日本棋院提供)
囲碁の女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦でプロ初優勝を果たした仲邑菫二段(日本棋院提供)

 囲碁の小学生棋士、仲邑菫二段(12)が24日、東京都内で行われた「女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦」決勝で、上野梨紗初段(14)を破り優勝した。非公式戦だが、平成31年4月に入段した仲邑二段にとってプロ初優勝。賞金50万円を獲得した。

 日本棋院に所属する10代の女性棋士に限定した大会で、仲邑二段は令和2年入段の大須賀聖良初段(17)と本田真理子初段(16)を破って決勝に臨んでいた。 仲邑二段は「中盤までは良いと思っていたが、後半ミスが出てしまいました。まさか勝てると思っていなかったのでうれしいです」と笑顔をみせた。

 一方、上野愛咲美女流棋聖の妹で、仲邑二段と同期の上野初段は「(決勝は)悔しかったというより内容が良くなかったので残念。(仲邑二段とは)女流棋戦の決勝で打てるように頑張りたいです」と話した。

 若い年齢順に8人が出場したこともあり先輩棋士はおらず、仲邑以外の棋士は初段だった。上野女流棋聖や藤沢里菜女流本因坊が出場した日本、中国、韓国、台湾の女性棋士による国際棋戦「SENKO CUP ワールド碁女流最強戦」の併設企画として、同戦3度目の大会で初めて実施された。

 日本棋院の小林覚理事長は「年齢が近い2人はどちらも強く、これからタイトル戦などで何度も顔を合わすだろう。囲碁界を引っ張る存在になってほしい」と期待を込めた。

 仲邑二段はアマチュアだった6歳のとき、未就学児を対象とした「キッズカップ」で優勝したことがある。将来有望な小学生をプロにするため新設された日本棋院の「英才特別採用推薦棋士」枠により、10歳0カ月の史上最年少で入段。今月15日には、七大タイトル戦や新人王戦など男女競合の棋戦でプロ通算30勝となり、史上最年少の12歳0カ月で二段昇段を決めていた。自身最多の10連勝を記録するなど、今年に入って公式戦は12勝2敗と好調だ。

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