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宣言解除直前の休日夜の人出は早くも増加 新宿駅、横浜駅は宣言直後の4割増

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が22日解除された首都圏の1都3県の主要駅で、解除前から休日の夜の人出が増え始めていたことが、スマートフォンの位置情報を基にした人出データの分析で分かった。飲食店への時短営業の要請は続いており、花見など飲食店以外での人出が増えた可能性もある。解除後の人出はさらに増えることが見込まれ、感染者数の増加につながるか注視が必要だ。

 システム会社「アグープ」の人出データを基に、宣言直後の週末(1月9~10日)の1日当たり平均人出を100%として、休日や連休の午後9時台の1日当たり平均人出の変動率を算出した。

 宣言解除直前の3月20~21日の週末の夜は、飲食店への午後8時までの営業時間短縮要請が続く中、いずれの駅も人出が増えていた。新宿駅(東京)と横浜駅(神奈川)は4割増加。大宮駅(埼玉)は2割強、千葉駅(千葉)も1割近く増えていた。大宮駅以外は、前週(3月13~14日)と比べても増加していた。

 千葉駅を除く新宿などの3駅は2月以降、宣言直後の週末の人出を一度も下回ることなく、増加傾向が継続。2月末以降は恒常的に宣言直後の週末より人出が2割多い状態が続いており、解除前から宣言の効果が薄れていたことがうかがえる。

 3月20~21日と昨年の緊急事態宣言解除直前の週末(昨年5月23~24日)を比較すると、昨秋のピーク時の人出よりは約1~4割少ないものの、3月20~21日の方が新宿駅と横浜駅で2倍超、ほかでも4~6割増えていた。

 一方、午後3時台の人出も今年2月下旬に底を打って以降は増加傾向だったが、大宮駅を除く新宿など3駅では、3月20~21日は前週に比べて人出が減少していた。20~21日は悪天候の地域が多かったことが影響した可能性がある。(荒船清太)

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