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登録有形文化財に大阪府から狭間ハウスなど4カ所10件

 国の文化審議会は19日、大阪市都島区の大川堤防上に建つ「狹間(はざま)ハウス」と、江戸時代後期などに建てられた八尾市東本町の「木村家住宅」、摂津市千里丘東の「勝家住宅」、寝屋川市平池町の「平池家住宅」の大阪府内4カ所10件の建造物を、国の登録有形文化財に指定するよう文部科学相に答申した。指定されれば、府内の登録有形文化財(建造物)は261カ所、775件となる。

大阪市都島区の大川堤防上に建つ「狹間ハウス」(大阪市教委提供)
大阪市都島区の大川堤防上に建つ「狹間ハウス」(大阪市教委提供)
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 狹間ハウスは、船場で綿糸商を営んでいた狹間萬助が昭和7年に建造した六軒長屋。対岸にある造幣局で催される春の風物詩「桜の通り抜け」を眺められる場所に位置している。

 堤防の斜面を利用し、地下は鉄筋コンクリート、地上は木造2階建て。計6戸の住宅はそれぞれ違う間取りで壁を共有していない。隣家への音漏れ防止や防火対策も備えるなど、居住者のニーズに合った先進的な造りが評価された。

八尾市東本町の木村家住宅(八尾市教委提供)
八尾市東本町の木村家住宅(八尾市教委提供)
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 木村家住宅は、歴史的景観を残す八尾街道近くにあるかつての河内木綿商家。主屋だけでなく、土蔵、本蔵、茶室も登録される。江戸後期に建造された主屋は内部が土間と座敷に分かれており、奥に進むほどプライベートな空間になっていく構造。木綿商家の建築形態や歴史を知ることができる点が貴重とされた。

摂津市千里丘東の「勝家住宅」(摂津市教委提供)
摂津市千里丘東の「勝家住宅」(摂津市教委提供)
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 勝家住宅は、上層農家の屋敷として建てられた。茅葺き屋根の主屋は江戸時代末期の建築。重厚な土蔵やくぐり戸付きの風格ある表門も評価された。

寝屋川市平池町の平池家住宅(寝屋川市教委提供)
寝屋川市平池町の平池家住宅(寝屋川市教委提供)
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 平池家住宅は大庄屋を長く務めた旧家。主屋と長屋門が登録される。主屋に2室ある座敷からは敷地内の庭園全体を眺めることができ、近世後期の庄屋建築の特徴を残している点が貴重とされた。

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