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「宣言疲れ」か 日曜昼の人出、お台場・箱根で2月末から4割増

内閣府や厚労省などが入るビル=東京都千代田区(桐原正道撮影)
内閣府や厚労省などが入るビル=東京都千代田区(桐原正道撮影)

 緊急事態宣言が再延長されている東京や神奈川の観光地の日曜の昼の人出が、2月末から4割増加したことが15日、スマートフォンの位置情報を基にした人出データの分析で分かった。宣言から2カ月以上がたち、人出を抑制する効果が薄れる「宣言疲れ」が生じている可能性がある。東京で桜が開花するなど列島は花見シーズンを迎え始めており、感染のリバウンド(再拡大)も警戒される。

 システム会社「アグープ」(東京)のデータを基に、1月に緊急事態宣言が出されて初の日曜である1月10日の人出を100%として、日曜午後3時の人出の推移を比較した。

 3月14日の人出は東京(お台場)、神奈川(箱根)、大阪(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン=USJ)、京都(嵐山)のいずれの観光地も宣言後最多を記録し、宣言直後の人出を上回っていた。

 12日に厚生労働省が発表したデータによると、神奈川を除く東京、大阪、京都では新規感染者数が前週に比べて増えており、さらに増える可能性がある。

 宣言直後の人出をほとんど下回っていないお台場では、3月14日の人出が2月末と比べると4割増加し、宣言直後の167%に増えていた。

 箱根町では宣言期間中の1月下旬には一時、人出が宣言直後の5割を切っていたが、3月14日の人出は2月末から4割増加し、宣言直後の人出を上回る105%になっていた。

 2月末で宣言が解除されたUSJや嵐山では3月14日の人出が2月末から6~7割増加。嵐山は宣言直後の人出の150%、USJも136%にまで増加していた。

 一方、昼に比べると抑制はされているものの、宣言が解除された大阪・京都を含めて飲食店への時短要請が続いているにもかかわらず、嵐山を除いて夜の人出も増加している。

 3月14日の午後9時台の人出はお台場、箱根、USJで宣言直後の人出の106~108%に増加。嵐山は宣言直後の81%だった。箱根やUSJの夜の人出は1月末には宣言直後の5割程度に落ち込んでおり、その頃に比べれば3月14日は2倍近くに増えている。(荒船清太)

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