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感染者数下げ止まり、再拡大兆候に警戒感 埼玉県

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 埼玉県が、新型コロナウイルスのリバウンド(感染再拡大)の兆候に神経をとがらせている。新規感染報告は下げ止まりの状況にあり、1人の感染者から何人に広まるかを示す指標「実効再生産数」は約1カ月半ぶりに「1」を超えた。県は、緊急事態宣言の再延長によって県民の意識に「緩み」が生じているとみて、感染拡大防止対策の徹底を改めて呼び掛けている。

 埼玉県内で1日当たりに確認された新規感染者数の推移をみると、1月には400人台や500人台の日があったのに対し、2月下旬以降は100人台や2桁が続いている。

 ただし、減少のペースが失速していることは否めず、3月に入ってからは100人前後で一進一退の傾向が定着している。一気に135人(前日比29人増)にはね上がった10日のようなケースもある。

 実効再生産数は、1月下旬から1を下回り続けていたものの、3月5日に1・008を記録し、11日まで7日連続で1を上回っている。この期間のうち最も高かった9日は1・077に達した。

 大野元裕知事は12日の記者会見で、実効再生産数の現状について「下げ止まりどころか、リバウンドの兆候すら示している」と強い危機感を表明した。その上で、県民に対し「夜間だけでなく昼も不要不急の外出自粛をお願いする」と求め、「密」回避やマスク着用などの徹底を重ねて促した。

 県によると、最近は、昼間のカラオケや飲食が感染原因とみられる事例が目立つ。また、夜中に公園や広場で若者らが飲酒したり、閉店後の飲食店で常連客が飲食したりするケースも確認されているといい、リバウンドの要因になりかねないとみて警戒している。

(中村智隆)

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