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「AYA世代」のがん、知る機会に 14日から「AYA week」開催

 15~39歳頃までの思春期と若年成人の「AYA(アヤ)世代」のがん患者や関係者らが、治療と生活の両立の実態や悩みなどを広く発信するイベント「AYA week 2021」が14日から始まる。(津川綾子)

 AYAとは、思春期(Adolescent)と若年成人(Young Adult)の頭文字。厚生労働省の全国がん登録の報告によると、平成29年は、延べ2万1110人のAYA世代が新たにがんと診断された。新規患者の総数(延べ97万7393人)の約2%とまれなうえ、小児で発症するようながんと成人のがんが混在して診療科が多岐にわたる。また、進学、就職、結婚、子育てなど、治療と人生の転機が重なることも多く、生活のなかで抱える課題もさまざまだ。

 「この世代のがん患者の困りごとやニーズについて認知が広がっていない」とAYAがんの医療と支援のあり方研究会(AYA研)の理事長、堀部敬三医師。そこでAYA研の主催で、全国の患者や医療関係者らが連携し、AYA世代のがんの実態を一般の人々にも発信する、初の「AYA week」の開催を決めた。

つながり、知る

 全国の患者グループなど74団体が77のイベントを開催予定(10日時点)。患者や医療関係者らによるオンライン交流会や動画配信、写真展などを開催する。

 14日には、北海道旭川市を拠点とするAYA世代患者サポート団体「AYAship」が全国の10~30代のがんや難病の患者を会議システムでつないだ「オンライン患者会」を開催するなど、19のイベントを予定している。

 これまではAYA世代のがん患者が身近に同じ境遇の人を探したり悩みを共有したりする場が限られていることもあったが、「(AYA weekを)オンラインで行うことで、全国各地の人がよりつながりやすくなった」(堀部さん)。

 自身も20代でがんになり、今回、堀部さんとともに共同実行委員長を務めるNPO法人「がんノート」代表理事の岸田徹さんは、「AYA世代のがんをさまざまな人に広く認知してもらいたい」と話す。

 イベントは21日まで開催(一部は後日)。ほとんどはWEB上で開催され、中には、事前に団体への参加申し込みが必要なものもある。日程や内容、連絡先は「AYA week 2021」のホームページで確認できる。

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