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【ワクチンここが知りたい】「アナフィラキシーが心配」 体調や既往歴考慮して

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 新型コロナウイルスのワクチンを接種し、重い副反応の「アナフィラキシー」(急性のアレルギー反応)を発症する人が相次いでいる。厚生労働省は12日に開催する審議会で症例を検討する方針だが、読者からは《過去にアナフィラキシーになったことがあり、怖い》などと不安の声も寄せられている。

 厚労省によると、国内では10日夕時点で約14万9千人がワクチンを接種。このうち20~50代の計25人にアナフィラキシーがみられた。せきやじんましんなどの症状があったが、いずれも投薬などで改善した。25人中22人にはぜんそくや医薬品アレルギー、高血圧などの基礎疾患や既往歴があったという。

 発症の大半は女性で、因果関係は不明だが、大阪市立大大学院の福島若葉教授(公衆衛生学)は「欧米での先行事例と合致している」と指摘。発症した女性の中には化粧品のアレルギーを持つ人がいたことから、福島氏は「ワクチンの中には化粧品に含まれる成分があり原因となっている可能性がある」と述べた。

 河野太郎ワクチン担当相は「欧米と比べると、(日本の)数が多いように思われる」と述べたが、「日本の報告はきめ細かい。早急な結論は出さず、数を集めるべきだ」(日本医師会の中川俊男会長)との声も。広島大の坂口剛正教授(ウイルス学)によると、別のワクチン接種などで重いアレルギー反応が出たことがある人は注意が必要だが、花粉やハウスダストといった軽度のアレルギーは問題がないとみられ、「自分の体調や既往歴を考慮し、専門医に相談してから接種してほしい」としている。

 産経新聞は新型コロナウイルスのワクチン接種に関する疑問・質問を募集します。ikencorona@sankei.co.jp までお寄せください。

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