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感染対策徹底の京都コングレス コロナ禍で初の大規模国際会議

コロナ禍で開幕した京都コングレス。事前のPCR検査、入り口での検温やソーシャルディスタンスの確保など感染対策がとられた=7日午前、京都市の国立京都国際会館(渡辺恭晃撮影)
コロナ禍で開幕した京都コングレス。事前のPCR検査、入り口での検温やソーシャルディスタンスの確保など感染対策がとられた=7日午前、京都市の国立京都国際会館(渡辺恭晃撮影)

 7日に始まった「第14回国連犯罪防止刑事司法会議」(京都コングレス)は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、国内初の大規模国際会議となった。直接来場した参加者は国内外を問わず事前のPCR検査を求められ、会場は部屋ごとに入場者数を厳しく制限。来日した代表団や国連職員は会場と宿泊先を往復する以外は外出が禁じられるなど、徹底したコロナ対策が図られた。

 「いったん止まってください」。会場となった国立京都国際会館(京都市左京区)では、入場する際に一人ずつ呼び止められ、サーモグラフィー検査で発熱の有無が確認された。床には前後の人との間隔を2メートル空けるよう促すマークが並ぶ。

 感染対策として広い会議室でも人数を制限し、国ごとに席を指定。飛沫を防ぐアクリル板が随所に置かれた。国連職員や日本側のスタッフらは高性能マスクを着用。医師と看護師による医療チームも待機し、発熱者に備えて屋外の4カ所に隔離テントも用意された。

 英国出身のメディア関係者の男性(39)は「厳しすぎず、適切なコロナ対策で安心した」。ただ、取材記者も人数が制限され、事前登録した記者の一部に入場パスが発行されなかった。

 現在、日本政府は外国人の新規入国を原則停止しているが、各国代表団や国連職員らは今回、特例で入国が認められた。入国後2週間の隔離生活を求めない代わりに、出国前や日本到着後のPCR検査を義務化。宿泊先のホテルは2カ所を貸し切りにし、会場との移動は専用のシャトルバスに限定した。ホテルから市中への外出もスタッフ監視のもとで禁じた。

 コロナ禍でもオンラインに限定せず、海外からの来場も組み合わせた今回の会議。法務省京都コングレス開催準備室の松本朗(あきら)室長は「信頼関係の構築にはオンラインより対面での議論が適している。目と目を合わせた議論を実現するため、感染症のリスクを徹底して減らした」と強調した。

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