札幌で新たに変異株疑い4人 北海道で2人死亡、84人感染
北海道と札幌、函館の各市は7日、道内で新型コロナウイルスに感染した2人が死亡し、新たに84人の感染が確認されたと発表した。札幌市発表分の新規感染者は39人で、このうち4人は変異株に感染した疑いがある。
北海道内の変異株疑い例は札幌市12人、小樽市1人の計13人となった。確定検査は国立感染症研究所で行われる。
札幌市によると、新たな変異株疑い例4人は、これまでに同市内で判明していた8人と関係があるとみられる。市の担当者は「変異株はうつりやすいといわれているので、油断してはいけない」と話している。
道内の死者は計693人、感染者は延べ1万9472人(実人数1万9423人)となった。
7日に死亡が確認されたのは、いずれも道発表の80代女性と90代男性。
新たな感染者は、札幌市39▽函館市1▽石狩地方5▽後志地方2▽上川地方6▽オホーツク地方3▽十勝地方8▽釧路地方20-の84人。旭川市と小樽市では、新たな感染者が確認されなかった。