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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈812〉ちょっとつらいスクープ

福原愛さん(佐藤雄彦撮影) 
福原愛さん(佐藤雄彦撮影) 

 男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。女は結婚するとき、男が変わることを望む。お互いに失望することは不可避だ-。

 『週刊文春』(3月11日号)「福原愛離婚全真相 モラハラ台湾夫とモンスター家族」を読んで、アインシュタインのそんな言葉を思い出した。

 2016年、イケメンの卓球元台湾代表・江宏傑と結婚、テレビ番組などでもラブラブぶりを見せつけ、2人の子供にも恵まれ、おしどり夫婦として知られてきた…。

 が、実態は全く違った。

 夫は〈妻を言葉と態度の暴力で追い詰める「モラハラ夫」と化していく〉〈「誘うような口の開け方をして。この売女(ばいた)!」〉。歯医者で口を開けたらそう怒鳴られたことも。

 友人にこう打ち明けたという。

 〈「もう彼とはやっていけない。台湾では毎日泣いていた。本当に辛(つら)い日々を送ってきたんです……」〉

 『女性セブン』(3月18日号)では「福原愛 台湾に夫も子も残して里帰り不倫」とも報じられている。

 まだ小さい頃、試合に負けて悔し泣きしていた愛ちゃんを知っている身としては、ちょっとつらいスクープだ。

 『文春』、トップはこちらもスクープ「菅首相最側近官僚にNTTが58万超絶接待」。

 昨年7月、総務省の谷脇康彦総務審議官が、NTTデータの前社長から、麻布十番にあるNTTの“迎賓館”で接待を受けていたという。

 驚くのは、その夜のメニューから、飲んだ高級ワイン、日本酒の銘柄まで『文春』がすべて把握していること。

 国家公務員倫理規程では「飲食費用が一万円を超えるときは、倫理監督官に届ける」と定められているが、〈一八年以降の過去三年間、総務省において、届出は一度も提出されていない〉。

 いずれも、内部に情報提供者がいない限り得られない情報。彼らの意図は別として、恐るべき「文春」の取材力。

 『ニューズウィーク日本版』(3・9)の大特集は「人民元研究」。

 いいタイミングだと思ったが、仮定の話が多く、やや期待ハズレ。

  (月刊『Hanada』編集長)

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