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囲碁の井山、棋聖最多の9連覇 七大タイトルは50期に

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 囲碁の第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)の第5局が4、5の両日、新潟県南魚沼市で行われ、井山裕太棋聖(31)が152手までで、挑戦者の河野臨九段(40)に白番中押し勝ちし、4勝1敗で9連覇を達成した。8連覇で並んでいた小林光一名誉棋聖(68)=昭和61年~平成5年=を上回り、棋聖歴代単独最多の連覇記録となった。井山は名人・本因坊とあわせ3冠を堅持。史上1位の七大タイトル獲得数を通算50期に伸ばした。

 前期と同じ顔合わせとなった今期の七番勝負。昨年は3連勝後に河野に2勝を返され、今期も第4局を落とした井山だが、第5局は8時間の持ち時間のうち1時間50分を残す早々の決着だった。

 井山は対局後、「棋聖9連覇は、自分にとって励みになる記録。結果が残せて良かった。七大タイトル50期達成も、一局一局ぎりぎりの勝負の中でよくそこまで積み重ねられた」とコメントした。

 河野とは挑戦手合(五番勝負や七番勝負)8度目の対戦で、すべて勝利という相性の良さだ。

井山裕太棋聖
井山裕太棋聖
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 井山は昨年、本因坊戦と名人戦で、芝野虎丸十段(21)を退けた。天元戦では一力遼碁聖(23)に敗れたが、七大タイトルのうち3つを保持し第一人者であることに変わりはない。むしろ「若手には才能ある棋士が多くいる」と、対局を楽しみにしている向きもある。

 5月には本因坊戦七番勝負も始まる。今度は七大タイトルすべてで最多記録である、趙治勲二十五世本因坊(64)の本因坊10連覇に並ぶ戦いだ。8人が総当たりするリーグ戦は佳境を迎え芝野、一力、許家元八段(23)の若手と“平成四天王”の一人である羽根直樹九段(44)がトップ集団で挑戦権を目指している。

 相手が若手だろうがベテランだろうが、「目の前の1局1局に集中することだけ」と井山の姿勢にぶれはない。

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