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梅棹忠夫生誕100年の特別展 京大総合博物館

梅棹さんが採取した「カルトレピス・ウメサオイ」の植物標本。初展示となった
梅棹さんが採取した「カルトレピス・ウメサオイ」の植物標本。初展示となった
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 世界各地の探検や調査を基に独自の文明論を展開した民族学者、梅棹(うめさお)忠夫さん(1920~2010年)の生誕100年を記念した特別展「梅棹忠夫生誕100年記念 知的生産のフロンティア」が、母校の京都大総合博物館(京都市左京区)で開かれている。同館所蔵の初公開資料など約350点が展示され、学術分野の枠を超えて新たな知見を開拓した「知の先覚者」の足跡をたどることができる。14日まで。

 梅棹さんは京大理学部を卒業後、同大人文科学研究所教授などを経て、昭和49年創設の国立民族学博物館(民博、大阪府吹田市)の初代館長に就任。「文明の生態史観」や「知的生産の技術」の名著でも知られる。

 会場には、東南アジアやモンゴル、樺太といったさまざまな地域を探検・学術調査した際のフィールドノートやスケッチに加え、学生時代の受講ノートや学生証など京大ゆかりの資料も並ぶ。1955年にアフガニスタンやインドなどを探検した「カラコラム・ヒンズークシ学術探検」で、梅棹さんが採取したキク科の植物標本も初展示。新種とされ、梅棹さんの名前を記念して「カルトレピス・ウメサオイ」と名付けられた記述も確認できる。

 永益英敏館長(植物分類学)は「展示している膨大な資料を通して、『記録魔』だったといわれた梅棹さんのすごさを実感してほしい」と話している。

 午前9時半~午後3時半で、オンラインによる事前予約制。月、火曜日は休館。入館料は大人400円、高校・大学生300円、小中学生200円。問い合わせは同館(075・753・3272)。

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