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コロナ回復者の血漿投与、臨床研究開始 国立国際医療研究センター

検温や消毒を行い、国立国際医療研究センターに入る菅義偉首相(右から2人目)=14日午後1時26分、東京都新宿区(代表撮影)
検温や消毒を行い、国立国際医療研究センターに入る菅義偉首相(右から2人目)=14日午後1時26分、東京都新宿区(代表撮影)

 国立国際医療研究センターは2日、新型コロナウイルスから回復した人の血液成分である「血漿(けっしょう)」を、別のコロナ患者に投与して治療する臨床研究を開始したと発表した。

 新型コロナ回復者の血漿には、ウイルスを攻撃したり無毒化する「中和抗体」が含まれており、投与した患者を治療できる効果が期待できる。同センターでは、これまでに患者160人分の血漿を採取。昨年10月からは基礎疾患のある中等症患者11人に投与する先行研究を実施し、安全性を検証してきた。

 今回の臨床研究は先月22日に始まり、センターを含む計5施設で実施。あらかじめ実験で効果の高い中和抗体を含む血漿を選び出したうえで、コロナ患者100人に投与し、投与しない100人と比較して有効性を検証する。各グループとも国が認めている通常の治療は行うという。

 臨床研究を実施する同センターの忽那賢志(くつな・さとし)医師は「有効性が証明されれば、新型コロナウイルス感染症に対する重要な治療の選択肢となりうる。全国でこの治療が行える体制も検討していきたい」と話した。

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