PR

ライフ ライフ

都心にいながら島時間 「離島キッチン」

 「レストランではなく、あくまでアンテナショップ」

 そう語るのは、離島キッチンの代表、小池岬さん。小池さんも伊豆大島(東京都大島町)の出身。離島に住む人と本土に住む人それぞれの立場で考えながら、店舗運営を通じて離島の活性化を探っている。客の反応を見ることで、どの商品や食材に関心があるのかを分析し、それを島の生産者らと共有することで、島は必要最低限の出資で生産品を回すことができる。それだけに、アンテナショップという価値にこだわる。

 並んでいる商品は、島のおかしや調味料、ジュースなど。どれも目を引くが、正直、安くはない。背景には輸送費がかかり、大量生産できない手仕事品であることなどがある。

 小池さんは「生産者を守りつつ手に取ってもらう価格にするようにしている」と話す。よりコストの少ないオンラインストアの立ち上げも検討している。

 観光業が主産業の離島は、新型コロナウイルスによる打撃も受けている。観光客がいなくなったことで生産品の供給先が失われ、漁に出られなくなった漁師もいるという。

 都内の飲食店が要請を受けて営業時間を短縮している影響で、離島キッチンの来店者は減ったが、物販の売り上げは好調だという。

 観光地やリゾート地で、働きながら休暇をとる「ワーケーション」が一般化するとともに、在宅勤務などテレワークも定着しつつあるなかで、移住を考える人も増えている。

 小池さんは「離島に興味のある人は気軽に訪ねてほしい」と呼び掛けている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ