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接待、大臣ら仲介役 官僚「断りにくい」

 利害関係者から接待を受けたとして、総務省と農林水産省の多数の幹部が処分された。総務省幹部らは菅義偉首相の長男、正剛氏の勤務する会社側から接待に誘われ、農水省幹部らは当時農水相だった吉川貴盛被告(70)=収賄罪で在宅起訴=から誘いを受けていた。結果的に両者の立場が企業側と官僚をつなぐ存在となっていた構図が浮かび、官僚からは「断りにくい」との声も聞こえる。

 鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループの元代表が農水省幹部らを接待したのは、平成30年10月と令和元年9月の2回。30年は枝元真徹事務次官らが、元年は水田正和生産局長らが参加し、いずれも吉川被告が同席。飲食代は1人当たり1回約2万2000~2万3000円で、アキタ側が全て負担していた。枝元氏は吉川被告に誘われたとした上で、「吉川氏が支払ったと思っていた」と釈明した。

 放送事業会社「東北新社」による総務省幹部の接待では延べ39回のうち半数以上に正剛氏が同席。飲食代も同社が負担していた。正剛氏は菅首相が総務相だった当時に大臣秘書官を務め、複数の幹部とは面識があった。接待は東北新社側から持ちかけられ、ある現役官僚は「誘われたら、顔を出さざるを得ないのではないか」と指摘した。

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