まもなく歩ける? 白浜AW、赤ちゃんパンダ誕生3カ月 名前募集に9万件超

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で昨年11月22日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが生後3カ月を超えた。3カ月を迎えた今月22日の体重は、出生時から31倍以上の4905グラム、全長は3倍以上の70・5センチに成長し、まもなく歩き始めるとみられる。一方、昨年12月からの名前の募集には、9万件超の応募があった。今月23日で締め切っており、複数候補を選んだ上で決選投票が行われる。
赤ちゃんは雌で、出生時、体重157グラム、全長20・5センチだった。生後46日の今年1月7日には両目がしっかりと開き、同10日には体重が2キロを超えた。
その後もすくすくと成長。現在では前足、後ろ足の力がかなりついてきており、母親の良(らう)浜(ひん)(20歳)に抱きかかえられなくても、自力でお乳を飲めるようになった。体重100キロ程度になるには、数年かかるという。
一方、昨年12月24日からインターネットなどで募集していた名前は今月23日で応募期間が終了。応募数は現在集計中だが、9万件を超えているという。
複数の候補を選んだ上で行う決選投票は3月4~11日、インターネットの特設サイトや園内で受け付ける。
公開時期は、新型コロナウイルスの影響で未定になっている。平成30年に生まれた雌の彩(さい)浜(ひん)(2歳)は生後30日で公開していた。
AWは動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで日々の赤ちゃんの様子を公開しており、広報担当者は「順調に育っており、見守ってほしい」と話している。