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【教えてK-da先生】東日本大震災10年 街の再建、避難計画・・復興に課題 

 今月13日夜、福島県沖を震源とする大きな地震がありましたね。気象庁から、東日本大震災の余震だとの発表があって、驚かれた方もいたのではないでしょうか。

 死者、行方不明者約2万人の被害を出した東日本大震災から丸10年。人間の10年は長いですが、地球の歴史から見るとあっという間です。

 10年たって、被災地の復興に課題が見えてきました。

 1つ目は街づくりです。各地で安全な場所を整備して新しい街ができつつあります。しかし、住民が戻らず、空き地になったままという所も少なくありません。

 避難先での生活が10年たてば、大人は職場や地域に、子供も学校や友達になじんでいることでしょう。避難した人たちから「今の仕事や暮らしを捨てて故郷へ戻るか悩んでいる」と話を聞いたことがあります。果たして街は元通りになるのでしょうか。

 2つ目は地震やそれによって発生する津波などについての地域防災計画です。計画は県や市町村が作っています。計画はできたものの、特に高齢者や障害者、子供などが避難場所まで無事に行けるのか、途中の道は安全か、誰が手助けするのか、避難所はみんなを収容できるのかなど不明な点が少なくありません。

 震災の恐ろしさが伝わらなくなる「記憶の風化」も指摘されています。震災の後に生まれた子供も小学3、4年生。すでに生まれていた中学生でも震災を覚えていない人がいるでしょう。教訓が伝わらなくなると、再び災害があったときに、被害が拡大する恐れがあります。

 13日の地震が規模の割に被害が少なくて済んだのは、10年前の教訓を生かしたり、備えがあったりしたからだとの指摘もあり、早急な対応が望まれます。

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