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コロナ禍で若手職人つながり「旅する和菓子」

「旅する和菓子」を企画した明神宜之さん=渋谷区
「旅する和菓子」を企画した明神宜之さん=渋谷区

 コロナ禍で苦境に立つ和菓子店の若手職人らが、店自慢の1品を互いに送り合い、詰め合わせセットとして販売する企画「旅する和菓子」が業界を盛り上げている。新宿高島屋(東京都渋谷区)では、これまで参加した一部の店が集まり、実演を交えた販売イベント「旅する和菓子」を23日まで開催中。店の未来を背負う若手職人らによる味が楽しめる。

 いちごをテーマに全国から7店が出店。旬月神楽(広島県)の「苺モンブラン大福」(648円)、香雲堂本店(栃木県)の「かき氷 生とちおとめミルク」(756円)、とも栄(滋賀県)の「ベイクドようかん湖々菓楽」(2900円)など約100種類が並ぶ。小分けの生菓子から日持ちする詰め合わせまで、季節やその土地を感じられる個性的な菓子が集まっている。

 「各地を旅する気分を感じてほしい」と、「旅する和菓子」の発起人で旬月神楽などを運営する蜜屋本舗(広島県)の常務取締役、明神宜之さん(38)。行事やお茶会の中止などの影響で売り上げは大きく減少。同じ状況に苦しむ製菓学校の同級生ら同世代の職人に声をかけて企画が始まった。

 参加する4店が互いに菓子を1品ずつ送り合い、4種類の詰め合わせを各店で販売。昨年4月から6回行われ、岩手、石川、岐阜、三重、岡山、香川の各県など全国から17店が参加した。毎回4種類の異なる店の個性的な菓子を一度に楽しめると好評で、計2400セットを販売した。

 「店を知ってファンになってもらい、旅行に行けるようになったら、実際に訪れてほしい」と明神さん。イベントでは明神さんを始め職人らも売り場に立ち、実演販売を行っている。

(鈴木美帆)

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