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【話の肖像画】「世界の盗塁王」元プロ野球選手・福本豊(73)(1)今、再び「盗塁の魅力」

 大先輩やし神様でしたから、ノムさんが認めてくれたのはうれしかったですね。一番アウトにされているのもノムさんやと思います。南海の投手はほとんどすり足で球を放ってくる。モーションが小さいから、思い切ってスタートを切ってもアウトになる場面が増えていきました。でもノムさんのおかげであそこまでやれたと思います。後になって「野球を変えたのはこいつや。こいつがおらんかったら今、このクイックないやろ」と言ってくれました。そういえば打席ではぼやかれもしましたね。「ああ、おまえかあ。また走るんかい?」と。集中力が散漫になり、プロ1年目はようやられて3球で終わっていました。(聞き手 嶋田知加子)

【プロフィル】福本豊

 ふくもと・ゆたか 昭和22年、大阪府生まれ。大鉄高(現阪南大高)、松下電器を経て阪急(現オリックス)入団。45年から13年連続で盗塁王となり、阪急黄金期を支える。通算1065盗塁と先頭打者本塁打43本など日本記録を多数樹立、47年には106盗塁でシーズン世界記録(当時)を達成した。63年に現役引退、阪神コーチなどを経て野球評論家に。

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