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【朝晴れエッセー】千羽鶴・2月20日

 県外に住む小学1年生の孫息子から、夫へ小包が届いた。

 何だろう? わくわくしながら夫は荷を解き始めた。「あっ!」「えっ!」と、うるうると声をふるわせだした。「ありがとう!」。何度もつぶやき、胸がいっぱいの様子。私も急いでのぞくと、中から折り鶴が飛び出してきた。

 「おじいちゃんは大変なお仕事(医療関係)をしているから心配です。どうぞコロナに負けないで、元気でいてください」と、メッセージが添えられていた。色とりどり、大きさもまばらだが、きちんと千羽折られている。

 入学式も運動会も中止で始まった学校生活。コロナ自粛のなか、あの小さい手で一生懸命折っている姿が目に浮かぶ。

 すぐにお礼の電話をかけるも、とってもシャイな彼は隠れて出てこない様子(ママの話)。

 夫は早速職場へ持っていき飾ったところ、スタッフの方々から感心され、うれしいことばをたくさん頂いたようです。そして毎日千羽鶴に「ありがとう、今日も頑張るぞ!」と、声をかけることが日課になったとか。

 おかげさまで夫は元気で仕事に励んでくれています。今年は運動会の応援に行けるといいなと願いも加え、千羽鶴はおじいちゃんの大切な宝物になりました。

古賀昌代 76 長崎県長与町

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