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群馬県内初、医療従事者にワクチン接種開始 一般住民は7月以降か

高崎総合医療センターで始まった医療従事者へのワクチン接種=19日、群馬県高崎市(代表撮影)
高崎総合医療センターで始まった医療従事者へのワクチン接種=19日、群馬県高崎市(代表撮影)

 群馬県内で初となる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が19日、国立病院機構の高崎総合医療センター(高崎市)で始まった。同日、米製薬大手ファイザー製のワクチン接種を受けたのは、柿崎暁臨床研究部長ら医療従事者18人。体調などについて問診を受け、接種に臨んだ柿崎部長は「チクっとした程度で、普通のワクチン接種と同様、スムーズに行われた」と述べた。今後、接種後に起きる副反応の有無などをみて安全性を確認する。

 先行接種される県内の医療従事者は医師や看護師、救急隊員ら約7万2千人。同病院では今後、接種を希望した500人程度が接種を受ける予定。柿崎部長は「副反応などの安全性情報をいち早く国民に提供する意味を込めた先行接種だった。安心して接種を受けてもらい一日も早くコロナが収束してくれることを願っている」と強調した。

 一方、同時とされていた渋川医療センター(渋川市)では24日ごろから実施され、その後、その他の施設に広まるが、3月中旬からとなる見込み。

 4月からは、65歳以上の高齢者に続き、基礎疾患がある人、高齢者施設などの従事者、一般住民の順に接種が始まる。

 ただ、高齢者へは3月中旬からと想定していた接種券(クーポン券)の発送時期が遅くなる可能性があることを厚生労働省が明かしたことなども踏まえ、複数の市の担当者から、「一般住民への接種開始時期は6月以降といわれていたが、7月以降にずれる」との声が挙がる。

 一方で、各市町村では、2回分のクーポン券を受け取った後に、接種の日時や時間を決める予約システムやコールセンターの3月中の開設、接種場所など接種に向けた準備を着々と進めている。

 接種方法については、桐生市、館林市などは集団接種を軸に調整。館林市は市内2カ所の施設を使う見通し。一方で、累計の感染者数が県内で最も多い伊勢崎市は、「集団接種会場で密状態になることを避ける」として、医療機関による個別接種での実施を決めた。太田市も基本は個別で行う見通しで、「集団接種時の医師の確保が困難。かかりつけ医がいない住民以外は個別に行う」。前橋市、高崎市、太田市、沼田市などは個別と集団を併用する。

 県はこうした各市町村の補完措置として、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した予約システムや相談を受け付けるコールセンターを開設する。

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