PR

ライフ ライフ

鉱物資源の安定供給議論 外務省がセミナー

外務省
外務省

 外務省は18日、「自由で開かれたインド太平洋とエネルギー・鉱物資源の現在」と題したセミナーをオンライン形式で開催した。世界的な温室効果ガス削減や再生可能エネルギーの普及に向け、蓄電池などに使用される希少金属(レアメタル)など鉱物資源の安定供給が不可欠になっている。鷲尾英一郎外務副大臣は、法の支配など「自由で開かれたインド太平洋」や価値観を共有する国々の連携の重要性を訴えた。

 希少金属をめぐっては、中国が蓄電池の製造に欠かせないコバルトやハイテク製品の生産に必要なレアアース(希土類)などで高いシェアを持ち、供給網を握る懸念がくすぶる。中国はかつてレアアースの対日輸出を制限した経緯もある。

 鷲尾氏はセミナーで「鉱物資源の多くは資源の偏在性やナショナリズムの台頭で安定供給に懸念があり、供給源多角化の取り組みが一層重要になっている」と強調。「自由で開かれたインド太平洋の考え方に賛同し、普遍的な価値の拡大を志向する国々との連携が不可欠だ」と呼びかけた。

 米国務省の担当者もビデオメッセージを寄せ、「日米の協力は自由で開かれたインド太平洋の基本で、協力を続けていくことが、強固で強靱(きょうじん)なサプライチェーン(供給網)の基礎を築く」と指摘。日米にオーストラリアとインドを加えた4カ国が鉱物資源分野の協力について議論を続けていることも歓迎した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ