首相、ワクチン接種会場を視察 「全国民に安心して接種していただく」

菅義偉(すが・よしひで)首相は18日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種を行っている国立病院機構東京医療センター(東京都目黒区)を訪れ、接種状況を視察した。病院関係者に「ワクチンは感染対策の決め手だ。全ての国民に安心して接種いただけるよう、体制をしっかり構築していきたい」と述べた。
首相は接種を行っている部屋を視察。東京医療センターの新木一弘院長が接種受付から終了までの流れを説明し、首相は一般向け接種の体制などについて質問した。
視察終了後、首相は記者団に「4月に高齢者への接種が始まる。さまざまな情報を速やかに公開したい」と強調。首相はまた「新規感染者が大幅に減少して、現場の状況は改善されてきているとうかがった。医療現場の皆さんの努力に心から改めて敬意を表したい」と語った。