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オンライン手話講座人気 聴覚障害者にマスクが苦境 「伝えたい意識大切に」

 新型コロナウイルス感染予防のために多くの人がマスクをするようになり、相手の口元や表情を見ながらコミュニケーションをとる聴覚障害者にとって厳しい状況が続いている。そんな中、手話を使った演劇などを行う「手話エンターテイメント発信団oioi(オイオイ)」(大阪市)が今月から、オンラインでの手話講座を始めた。「相手に気持ちを伝えようという意識を大切にしてほしい」。手話だけでなく、そんなメッセージも伝えている。(木ノ下めぐみ)

学ぶ場が激減

 「人さし指と親指を閉じてあごの下に持ってきて離す。これが『嫌い』。表情も意識してみてください」

 3日に開かれたオンライン手話講座。講師を務める聴覚障害者の中川綾二さん(31)がそう言葉を発しながら手話を示した。後ろのメンバー2人がおどけたような様子で中川さんに向かって顔をしかめ、「嫌い」の手話。すかさず中川さんが「僕に、じゃなくてあっち(画面の向こうの受講者)に見えるように」と画面を指差す。軽妙なやりとりに、受講者らから笑みがこぼれた。

オンライン講座で、表情豊かに手話を教えるオイオイのメンバーら=大阪市淀川区(木ノ下めぐみ撮影)
オンライン講座で、表情豊かに手話を教えるオイオイのメンバーら=大阪市淀川区(木ノ下めぐみ撮影)
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 講座は全7回で、初回のこの日は秋田や東京、大阪など全国から10人が参加。「好き」「大丈夫」「お願い」などの手話を学び、音楽に合わせて手話を使うゲームや、手話の動作とともに大きく体を動かすオリジナルの手話体操も行った。

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