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【~トップが語る~わが社の使命】技術で食文化守る 栃木・レオン自動機 田代康憲社長

 (ドイツ料理などの)クネーデル、(ロシア料理の)ピロシキなど、諸外国にも「包んで食べる文化」がありますが、包あん機のメーカーは海外にほとんどありません。そこで欧米などに拠点をつくり、納入先の従業員に操作方法を教え、改善の要望を聞きました。「月餅のあんの中にエッグヨーク(塩水に漬け込んだアヒルの卵)を2つ入れてほしい」という要望があれば、工夫して包あん機にその機能を加えました。生地などの素材を傷めずに成形し、おいしい食品がつくれ、お客さまにとって使いやすいものにしようと努めてきました。

 〈昨年10月に発売された火星人の最新型「CN700」は、サイクロイド式の生地送り機構により流量が安定し、チョコチップクッキーや豆大福などの粒状素材をスムーズに供給できる。また、2段コンベヤーを採用したことで1時間に最大5100個の生産を可能にした〉

 (最新型は)初代と比べて外観は火星人ぽくなくなってきましたが、和菓子、洋菓子、調理食品など幅広い用途に使える万能型です。

 〈国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」にも力を入れる〉

 食を豊かにすることで、直接ではないが社会に貢献できると考えています。食品ロスを少なくするための方法も取り組んでいきたい。われわれは、技術により食文化を守っていくことを使命として掲げています。民族食は手作業だけに頼っているとコストが高く、やがて廃れてしまう。手作業の技術を自動化し、生産性を高めれば民族食を後世に伝えることができます。これが名誉会長(林氏)の夢であり、これからも継承していきたい。=随時掲載

 たしろ・やすのり 日本大学生産工学部卒。昭和45年、レオン自動機入社。取締役開発設計部長、常務取締役兼上席執行役員などを経て、平成23年2月から現職。宇都宮市出身。73歳。

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