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群馬・長野原小4年、小林朋生君が交通安全作文コンクールで内閣総理大臣賞 「ぼくはおじいさんの先生になる」

群馬県警本部で賞状を手にする小林朋生君。後方は父の琢也さんと母の順子さん=10日、前橋市
群馬県警本部で賞状を手にする小林朋生君。後方は父の琢也さんと母の順子さん=10日、前橋市

 警察庁や全日本交通安全協会などが主催する「令和2年度交通安全ファミリー作文コンクール」で、群馬県長野原町立中央小4年、小林朋生(ともき)君の作品が内閣総理大臣賞に選出され、10日、県警本部で千代延(ちよのぶ)晃平本部長から表彰された。賞状を受け取った小林君は「うれしいです」と、はにかんだ。

 小学生の部は全国から626点の応募があり、最優秀作の総理大臣賞は1点だけ。受賞作は「ぼくはおじいさんの先生になる」と題し、運転免許証を返納した隣家のおじいさんを気遣う内容。これまでは何でも車で用を済ませていたおじいさんが突然、歩き出したことを子供らしい視点で見つめながら、歩行者としてのルールは「ぼくの方がくわしいから教えてあげたい」と素直に綴(つづ)っている。

 コンクールは、交通安全意識の高揚を図る目的で昭和54(1979)年から始まり、今回が42回目。本来は、皇族方をお招きして東京で開催される交通安全国民運動中央大会の中で表彰されてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会は中止になり、表彰伝達のみとなった。

 野球部で内野手と投手をこなす小林君は、薄暗くなった町をランニングすることがあるという。「そのとき、これを使う」と言って反射テープと携帯用の懐中電灯を取り出した。隣家のおじいさんは「持っていなくて、気になった」。

 母の順子さんが交通安全協会に、父の琢也さんが地元のバス会社に勤務する関係で、「日頃から交通安全について親子で話す機会は多かった」(琢也さん)。「書いてみたら」という順子さんの提案で原稿用紙に向かったという。

 すでに80代だという、おじいさんの誕生日は3月。反射テープと懐中電灯、そして帽子は、そのときに渡すつもりだ。

 中学生の部は、3563点の中から大分県臼杵市立南中2年の白根美里さんの「思いやりの連鎖が生み出す交通安全」が選ばれた。

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