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【暮らし替えの道しるべ】(61)行事を楽しもう

豆びなを飾って春を味わう
豆びなを飾って春を味わう

 来月3日は、ひな祭りです。私が子供の頃は毎年、大きな箱を天袋から下ろし、朱色の塗りの段を組み立て、おひなさまを並べて飾ったものでした。包んだ薄紙を広げながら出すのは大変でしたが、ミニチュアサイズでかわいらしい調度品や、おひなさまの神々しいお姿を飽きることなく眺めるのは楽しかったのを覚えています。

 今思うと、広くて寒い和室でしたが、おひなさまを飾った床の間だけは、早めの春が訪れたように感じられました。

 最近は、大きな段飾りでおひなさまを飾るお宅は少なくなっているようです。人気があるのは、コンパクトで収納しやすいひな飾り。5月のこいのぼりも同様に最近では目にすることが少なくなりました。

 日本のこうした節句の行事は、住宅事情の変化や、飾る際の手軽さなどを重視する傾向から、簡素化しているのかもしれません。

 子供が成長して、節分の豆まきもしなくなったわが家ですが、ひな祭りには、玄関に豆びなを置いて、桜の花も飾るようにしています。実家のように立派ではありませんが、豆びなの愛らしさと桜の花が醸し出す香りで、暮らしが豊かに感じられるようにも思います。

 こうしたコンパクトなお飾りは季節ごとに箱にまとめ、玄関近くに収納しておくと出しやすくて便利です。

 巣ごもり生活が続く中、玄関先に小さな春を感じながら過ごしてみませんか。(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)

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