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大阪・高槻の小中学校で合同防災学習

 オンラインによる合同防災学習が、大阪府高槻市立第七中学校と同校区内の市立三(さん)箇(が)牧(まき)小学校、柱本小学校の3校で開かれた。関西大社会安全学部の城(しろ)下(した)英行准教授らが指導。子供たちは、カードゲーム形式の防災教材を使って、災害が起こったときの地域の課題や解決策などについて、パソコンのモニター越しに意見を出し合った。

モニター越しに児童らと意見と交わす大阪府高槻市立第七中学校の生徒ら=高槻市
モニター越しに児童らと意見と交わす大阪府高槻市立第七中学校の生徒ら=高槻市

 中学校側は1年生95人が3グループに分かれて、両小学校の5年生にリモートであいさつ。災害時の対応をカードゲーム形式で学ぶ教材「クロスロード」について説明し、小学生たちと一緒に学習に取り組んだ。

 クロスロードの内容は中学生らが事前に考案。「川の氾(はん)濫(らん)が発生しました。家は2階までしかなく、水位が増しています。近くに高い建物があります。あなたは家に残りますか? 建物に行きますか?」などの質問をもとに、生徒と児童らがそれぞれの視点で意見を交わした。

 同中学校では、平成30年6月に発生した大阪北部地震をきっかけに、城下准教授の研究室と連携。「総合的な学習」の時間を使って独自の防災教育を行っている。1年生は「自分たちの育ったまちを自分たちで守るためにどのようなことができるか考える」、2年生は「自分たちから地域の方々と積極的に関わっていこう」がテーマ。同研究室の大学生らの指導を受けながら、地域の防災について学びを深めている。

 合同での防災学習は、この取り組みをさらに広げようと、中学校側が両小学校に呼びかけて実現。当初は児童らが中学校を訪れて一緒に学ぶ計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言のため、オンラインで行うことになった。

 同中学の浜田知成校長は「3年目を迎える本校の防災教育が他校に広がり、うれしく思う。コロナ禍でもこのような形で開催できてよかった」と話していた。

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