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変異株封じのカギは首都圏 多い子供、高い感染力警戒

マスク姿で東京・銀座を歩く人たち=8日午後
マスク姿で東京・銀座を歩く人たち=8日午後

 感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株が8日、兵庫県などで新たに11人確認され、国内事例49人、空港検疫43人となった。首都圏を中心に市中感染の疑い例が37人に上り、埼玉県では2つのクラスター(感染者集団)も発生。政府は民間検査機関などにも変異株を調べるゲノム(全遺伝情報)解析の協力を求める方針で、早期に実態を把握し、全国的な感染拡大につながらないよう警戒を強めている。

■市中感染疑い37人

 「水際の段階を越え、市中感染しているということを前提として(対策を)やったほうがいい」。埼玉県の大野元裕知事は8日、英国型の変異株の感染確認が県内で続いていることに改めて危機感を示した。

 日本での変異株確認は英国型79人、南アフリカ型9人、ブラジル型4人の計92人。昨年12月25日に空港検疫で初めて英国型が見つかったが、政府の入国停止措置などに伴い、国内での感染確認が増加。埼玉県25人、東京都、静岡県、兵庫県各4人の計37人が海外渡航歴がなく、感染源の不明な市中感染とみられる。

 今月5日と8日に埼玉県で確認された英国型の11人は同一施設の利用者や従業員らで、10歳未満の子供7人と40~60代の男女4人。濃厚接触者計64人の検査も進めており、さらに感染が広がる恐れがある。

 「子供の感染者が多いのを注視したい」と話すのは東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)。英国では、英国型は従来株と異なり、子供も大人と同様に感染しやすいとの評価が示されており、濱田氏は「こうした特徴を反映しているのかもしれない」と指摘する。

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