PR

ライフ ライフ

【TOKYOまち・ひと物語】コロナ禍、今こそ子供に支援の輪を 栗林知絵子さん

 「何らかの形で利用者と触れ合う機会を設けることで、いろいろな困りごとの相談に乗ることもできる。『子供に手を上げそうになったら、まず電話してみて』と伝えることもできる。配送スタッフもただ食材を手渡して終わりではなく、利用者と言葉を交わすようにした」と栗林さん。

 実際、フードパントリーを通じてさまざまな問題が明らかになった。感染拡大による入国規制強化で、海外に住む両親の支援を受けられず、育児を一人で抱え込まざるを得なくなった外国籍のシングルマザー。勤務先の経営悪化で失職し、生活費が捻出できず、鬱状態になるほど追い込まれた母親…。

雇用支援策を講じ

 利用者の訴えを受けた栗林さんらは、電話で何度も利用者の悩みを聞いて精神的サポートにまわり、フードパントリーを手伝うアルバイトを紹介するなどの雇用支援策を講じた。

 「コロナ禍で、苦しい生活を強いられる人の状況が表面化し、国などでもさまざまな支援策が講じられている。報道などに触れ、困っている人に手を差し伸べたいと考える地域住民も多いと思う。コロナ禍は支援の輪を広げる機会でもある。引き続き、子供も高齢者もホームレスも誰一人取りこぼさない街づくりを目指したい」。まっすぐに前を見据え、決意を語った。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ