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コロナ予防に花粉は「難敵」 鼻紙袋持参、換気には空気清浄機

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 間もなく新型コロナウイルス禍で2度目となる花粉症シーズンを迎える。今年は多くの地域で、平年より花粉の飛散が早く、昨年より量が多いと予想されている。一方、新型コロナの“密”対策で重要な換気は室内へ花粉を招くほか、手で目や鼻を触ることは感染リスクが伴う。花粉症患者にとってつらいこの季節、感染予防とどう両立させたらよいだろうか。(橘川玲奈)

 日本気象協会によると、7日時点で北海道や東北、北陸の一部を除く各地で花粉の飛散が始まっている。今年は九州から関東までは例年並みか早く、北陸や東北では例年並みといい、3月にはスギ花粉が、4月にはヒノキ花粉が、それぞれ各地でピークを迎える見込みだ。

 花粉の飛散量は全国的に例年より少ないが、飛散量がかなり少なかった昨年と比べると、四国や東海、北陸、関東の一部地域で非常に多くなると予想されている。

 花粉シーズンを前に、日用品メーカーの「エステー」(東京)は、感染リスクやコロナ禍での花粉症対策をまとめた「ニューノーマル花粉対策ガイド」を同社サイトで発表した。例えば花粉症では目や鼻がかゆくなり、こすりたくなるが「(ウイルス付着の可能性がある)つり革やドアノブを触った手でうっかりかいてしまうと、接触感染の原因になります」と指摘。対策として▽手洗いやアルコール消毒をこまめに行う▽目元をガードする花粉症対策眼鏡をかける-ことなどを挙げた。

 他にも、くしゃみをする際は、飛沫(ひまつ)が飛ぶのを防ぐため、マスクをすることはもちろん「下を向いて(口元を)押さえた手は早めに消毒」することなどを提示。鼻をかんだティッシュも人が触れれば感染源となるため、外出時にはごみ袋を持ち歩くことも勧めている。

 花粉シーズンでは、コロナ禍で推奨される室内の換気を行うと室内に花粉が舞い込み、症状を悪化させる恐れがある。同ガイドを監修し、感染症に詳しいナビタスクリニック理事長の久住(くすみ)英二医師は「換気をすれば室内に花粉が入ることは防げない」とした上で、空気清浄機をかけて室内の空気から花粉をなるべく除去することを勧めた。感染防止の面では「同居する家族にコロナの感染者が出たら、家庭内感染を防ぐのは難しい。花粉症で苦しいなら、家では例年以上に換気をする必要はないのではないか」とも述べた。

 一方、花粉症の症状として代表的なくしゃみや鼻づまり、体のだるさなどは、新型コロナの初期症状との類似性も指摘される。久住医師は「花粉症とコロナを見分けるコツは熱っぽいかどうか。花粉症で38度以上の熱が出ることはほとんどない。いつもの花粉症と違うと感じたら、仕事を休んでPCR検査を受けてほしい」と話した。

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