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病床「ステージ4」2週連続で改善 15都府県→12都府県に

厚生労働省=東京都千代田区
厚生労働省=東京都千代田区
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 新型コロナウイルス感染症の患者向けの病床使用率について、12都府県で政府の対策分科会がステージ4(爆発的感染拡大)の目安とする50%以上だったことが、厚生労働省が5日に公表したデータで分かった。前々週の20都府県、前週の15都府県から2週連続で改善したが、緊急事態宣言が延長された地域を中心に厳しい状況が続いている。

 分科会は、医療体制の逼迫度を表す「確保想定病床の使用率」を含む6指標を提示しており、使用率は全入院患者か重症患者のいずれかが50%以上となればステージ4に相当する。

 厚労省によると、宣言延長地域では、岐阜を除く9都府県が該当。東京、大阪などは前週を下回ったが、京都が新たにステージ4に加わり、福岡は前週より悪化した。他に群馬、三重、沖縄がステージ4相当で、沖縄は81・7%と全国で最も使用率が高かった。

 一方、新規感染者数は41都道府県で前週より減少。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数がステージ4相当の25人以上だったのは、東京、千葉、沖縄のみ。宣言が解除される栃木のほか、岐阜と愛知もステージ3(感染急増)相当(15人以上)を下回った。

■福岡、沖縄の病床逼迫度注視 濱田教授談話

 緊急事態宣言が延長された10都府県では、新規感染者数が軒並み減り、ほぼステージ4の水準を下回ったが、東京や千葉はまだステージ3に達していない。病床の逼迫も改善されておらず、6指標全てがステージ3相当になった栃木以外で延長されたのは妥当な判断といえる。

 ただ、岐阜も栃木と同じような水準まで下がっており、延長期限前に解除を検討してもおかしくない。10都府県の中では、福岡の病床使用率が前週からさらに悪化し、重症者の占める割合も上がっているのが心配だ。しっかりと背景を分析する必要がある。

 宣言対象地域以外では、沖縄で病床の逼迫が続いている。宮古島で感染者が急増した影響もあるだろうが、注視しなければいけない。前週に病床使用率が70%に達し、新規感染者数も増えていた三重は独自の緊急警戒宣言が出ていて、いずれも減少に転じたのはよかったと思う。

 感染者数が増えてくると、保健所による濃厚接触者の調査が不十分になり、感染経路不明の割合も高くなる。そういう意味で、感染者数の減少に合わせ、経路不明割合も減ってきているのはよい傾向だ。(談)

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