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全サンゴ礁が消失の危機 温暖化が原因と国連報告書

白化現象が進む沖縄のサンゴ礁=2016年9月(THE OCEAN AGENCY提供・共同)
白化現象が進む沖縄のサンゴ礁=2016年9月(THE OCEAN AGENCY提供・共同)

 地球温暖化に伴う海水温の上昇により、今世紀中に世界の海で全てのサンゴ礁が消失する恐れがあるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が5日までにまとめた。国際社会が化石燃料への依存を続けると、2034年にはサンゴ礁の死滅につながる白化現象が常態化、消失の危機が高まると警告した。

 日本では沖縄県や鹿児島県、東京・小笠原諸島などにサンゴ礁が分布している。報告書は「日本の周辺海域でも24年に白化が常態化する可能性がある」としている。

 常態化の時期については、白化のスピードが環境や地理条件によっても異なるため、サンゴ礁が豊かなインドネシア周辺海域で43年、世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフのあるオーストラリア北東海域で34年と予測。日本の周辺海域では24年としたが、30年までに約8割のサンゴ礁で白化が常態化するとした。(共同)

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