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逆転要因は浜松「やらまいか」気質? 2年ぶりギョーザ購入日本一

日本一に返り咲いた浜松のギョーザを手にする買い物客=5日、浜松市中区の遠鉄ストア「フードワン佐鳴台店」(岡田浩明撮影)
日本一に返り咲いた浜松のギョーザを手にする買い物客=5日、浜松市中区の遠鉄ストア「フードワン佐鳴台店」(岡田浩明撮影)

 令和2年のギョーザ購入額(1世帯当たり)でライバルの宇都宮市を退け、逆転で2年ぶり日本一に返り咲いた浜松市。勝因は新型コロナウイルスによる「巣ごもり需要」に加え、市民に根付く「やらまいか」精神の発動にもあったようだ。地元スーパーではご当地グルメの快挙を商機ととらえ、販売促進に力を入れる。

 「改めて市民の『ギョーザ愛』を証明できた。コロナ禍の中の明るいニュースは、ギョーザで浜松をPRし元気にしたい団体としてとてもうれしい」。ギョーザ愛好家らでつくる「浜松餃子学会」の広報担当、花枝一則さんはこう喜ぶ。

 日本一奪還への道のりは決して平坦ではなかった。昨年6月時点でトップは宮崎市で、浜松は4位に沈んでいたからだ。宇都宮市の購入額が落ち込んだのも勝因とみられるが、浜松市の担当者はこう推測する。

 「地元のソウルフードでもあるギョーザが4位という衝撃的な順位を知って、頑張って食べようと危機感を抱いた市民が多かったのではないか」。浜松市を含む遠州地域の方言「やらまいか」(やってやろうじゃないか)の気質に、火を付けたというわけだ。他地域に比べてギョーザのテークアウト専門店が多いことも、巣ごもり需要が旺盛な現状と合致したとみられる。

 この日、地元の遠鉄ストアフードワン佐鳴台店(浜松市中区)では「日本一奪還」ポスターを急遽、作成し、ギョーザ売り場に掲示。大場裕介店長は「惣菜コーナーで売れ筋商品なので、さらに(売れ行きを)伸ばしたい」と強調する。

 「私も大好物」という鈴木康友市長は「ギョーザ好きの市民のおかげ」と感謝し、「近いうちに、また食べたい」と話している。

■浜松ギョーザ

 浜松餃子学会によると、皮が薄くて食べやすく、口の中でキャベツの甘みが広がるのが特徴。市内では大正時代から焼きギョーザが食べられており、当時からキャベツが多く使用されていたという。

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